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ママはビジネスマン?!子育てで身につくスキルは仕事に活かせる!

子育て

子育て中のみなさま、毎日本当にお疲れさまです!

以前、採用面接に携わっていた頃、『しばらく子育てしかしてなくて不安』『子育てがひと段落したので応募したが、何の取り柄もなくて』などとおっしゃる方が多く、多くのママが仕事の再開に対して不安視していることが伝わってきました。

今日は、そんな子育てママのキャリア再開について、子育てスキルがビジネスシーンでも活かせるという話をしたいと思います。

子育てに必要なスキルは、実は社会でとても役立つ、すばらしいスキルなんですよ!

実は社会的価値が高い家事スキル

平成30年に公表された内閣府の経済社会総合研究所国民経済計算部が調査した「男女別の家事活動の貨幣評価」によると、女性の家事活動を時給換算すると1,470円/時間にもなるそうです。

東京都の最低賃金が1,113円/時間(令和6年1月時点)ですので、ママの家事育児は、最低賃金を大きく上回る仕事っぷりということですね。

普段何気なくやっている家事や育児は、実は社会で高く評価されるスキルなんですよ!

ここからは、家事や育児で培われるスキルを一つづつ見ていきましょう。

子育てに必要な忍耐力と継続性

子育てにおいて忍耐と継続はとても重要です。

多くのお母さんは、子どもを産んだら自分の時間がなかなか取れないことかと思います。趣味や好きなことを我慢する母親の忍耐力というのは、とてもすごい頑張りです。そもそも、妊娠時から、お酒やタバコ、食べるもの、運動などが制限されたり、悪阻などで体調が悪かったりと、我慢を続けていますよね。

また、子どもが生まれてからは、日々子育ての連続。子どものお世話は一日も欠かすことはできません。しかも子どもの成長に合わせて、初めての挑戦を繰り返すことはとても気力がいります。

こういった忍耐力や継続性は勉強や仕事においても大切で、子育て以外でも大いに役立つ能力なんです。

家庭の司令塔としてのマネジメント能力

家庭における母親の役割は、まさに司令塔。

冷蔵庫の中身、学校や保育園の行事、子どもの病院や習い事、誕生日やクリスマス、七五三など家庭におけるイベントなどを把握し、自分が家事をするのはもちろん、家族や親戚、時にはプロの業者に外注して家事育児を回していきます。その役割は、まさに家庭における司令塔で、とても高いマネジメント能力が身に付きます。

さらに、子育ては常にイレギュラーの連続で、子どもの怪我やトラブルなどに対して緊急で対応することも出てきます。日々、家庭内のマネジメントをしているお母さんは優れたリーダーと言えるでしょう。

予算やタスク管理も

チームのマネジメントに加えて、家庭の予算(家計)やタスク管理も求められます。

家計を管理し、予算を守らないと大変です。光熱水費などの固定費を把握し、節約するところは節約、子どもの学費や老後資金などの将来設計も必要です。こういった予算管理のスキルも家事や育児をしていると自然と高まります。

また、予算管理だけでなく限られた時間・労力を最適に活用する方法も日々学んでいます。核家族化が進んだ現在では、一人でやらないといけない家事も多く、スケジュール管理は必須。保育園の送迎時間から逆算してご飯の準備を進めたり、土日にまとめて作り置きしたり、天候に合わせて家事の順番を変えたりと、未来を見据え優先順位を付けながら家事を進めていますよね。こういった能力は仕事やプロジェクト管理でも活用できる重要なスキルです。

母親業のスキルを仕事に活かす

掃除、料理、家計の管理など、日々行っている家事育児。次は、この家事スキルが社会的にどのように評価され、仕事に活かせるのか見ていきましょう。

ストレス耐性は現代社会に求められる能力

子どもを育てることは幸せなことですが、ストレスも多いです。好きなことを我慢し、体調のすぐれない日も家事をこなすことは、忍耐力と継続性が求められストレスを感じる日もあるでしょう。それでもわが子や家族のために家事をこなすうちに、高いストレス耐性が自然と身についています。

最近は、メンタルの問題で仕事を続けられなく人も多く、ストレスに対して強い人というのはどこも欲しい人材です。

課題解決力は仕事に直結する

命懸けの出産に始まり、子育ては課題の連続です。

話せない子どもが泣いていれば理由を考え、家庭内に危険な場所があれば事前に対策します。離乳食をどうやったら食べてくれるか、習い事をどうすれば長く続けてくれるか考え、学校で友達関係に悩む我が子と一緒に悩み、子どもが怪我をしたら最善の応急救護をします。子育ては常に課題の連続で、それを解決するために様々な努力をしてきたことでしょう。

課題を解決するというのは、すべての仕事に必要な能力です。待ったなしの課題の連続である子育てをしてきた母親というのは、緊急時の対応力や課題解決力が高く、課題を発見し解決していく仕事に向いていると言えるでしょう。

社会人に最も求められるコミュニケーション能力

就職活動をしたことがある人ならわかると思いますが、現代社会で最も求められる能力はコミュニケーション能力です。このコミュニケーション能力、実は母親にはかなり求められます。

まず、我が子とのコミュニケーション。会話もできない赤ちゃんとのコミュニケーションから始まり、成長していく我が子と常に意思疎通をしていくことは楽しくもあり、大変でもありますよね。さらに、夫婦間や親戚同士との付き合いも・・・。当然、子どもが大きくなれば子どもの友達やママ友、PTAなどの保護者会もあります。現代は、子育てに対するサポートが手厚くなっている反面、行政や子育て支援施設の人など、子育てに関する人と接する機会も増えていますし、行きつけの病院や習い事の先生など、コミュケーションが必要となる機会は大変多いです。

子育ては一人ではできないもので、常に人との関わりが必要になり、無意識のうちにコミュニケーションの能力は成長しています。出産前と比べて、周りの人とのコミュニケーションの取り方が変わったというママは結構多いのではないでしょうか。きっと、会社や組織でも良好なコミュニケーションをとれるはず。

子育てママは究極のマルチタスク

子育てや家事は、多くの作業を同時に進めるマルチタスクの連続です。きっと、みなさんの手帳は、たくさんのToDoリストで埋まっているのではないでしょうか?

マルチタスクとは、複数の作業を同時並行、短期間で切り替えながら同時進行で行う能力のこと。

母親は、家族の栄養を考えて献立を立てる栄養士、ご飯をつくる調理師、怪我や病気の看護をする看護師、家族のスケジュールを管理する管理職、子どもの世話をする保育士であり勉強を教える家庭教師や教師でもあります。それぞれ専門家には勝てないかもしれませんが、一生懸命勉強し、スキルを身に着けて遂行しているママはマルチタスクのプロと言えるでしょう。

多くの仕事は、複数のプロジェクトを同時に進めるのが当たり前で、マルチタスク能力は必須です。タスク管理とタイムマネジメントもできる子育てママは社会人として一流の能力を持っていると言えるでしょう。

自己成長とスキル転用

育児中の母親が持つスキルが、仕事で役に立つことは理解していただけたと思いますが、スキルはそのままにせず、さらなる自己成長や社会での活用を考えることが大切です。せっかく日々大変な子育てや家事をこなしているのだから、スキルを磨いてみるのもいいですね。

例えば、子どもの献立を考えることが好きなら栄養士や野菜ソムリエ、食育インストラクターなどの関連資格を取得するのもいいでしょう。資格は客観的にスキルを証明できるので、今後のキャリアに大きなプラスとなるはず。

資格を取得せずとも、日々の家事についてどうすれば効率化できるのか、子育ての情報を夫婦でどのように共有するか、などを考えるだけでもスキル向上につながります。

おわりに

いかがでしたか?

育児中の日常は忙しさやチャレンジに溢れていますが、それは母親が持つスキルの証です。

家事や子育てを通じて磨かれたスキルは、未来に向けての貴重な資産となります。仕事にはもちろん、ボランティアや各種コミュニティでの活動にもきっと活かせるはずですので、自信をもってください。無限の可能性を秘めている母親業で身に付いたスキルを信じて、自分自身をより輝かせていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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