ミルクかな?オムツかな?何がそんなに悲しいの~?!
赤ちゃんの夜泣きは生後2~3ヵ月ぐらいから始まると言われています。出産前から覚悟はしていたものの、いざ夜中に泣き止まない赤ちゃんを目の当たりにすると不安になったりイライラしてきてしまうものです。
赤ちゃんの夜泣きの原因とは
赤ちゃんの夜泣きのはっきりとした原因は解明されていないと言われています。
夜泣きに直結する原因とは言えませんが、赤ちゃんの眠りが浅くなったり不快を感じることがあったりと夜泣きに影響する理由はいくつか考えられます。
生理的な要因または寝る環境が原因?
- お腹が空いている
- 睡眠不足や過疲労
- おむつの濡れや不快感
- 安心感の不足
- 外部の刺激や環境の変化
お腹が空いている
新生児の場合、昼夜の区別がついておらず規則正しいサイクルで栄養を摂ることが難しいです。
空腹が原因の場合はおっぱいやミルクをお腹いっぱいになるまで飲ませてあげましょう。お腹がいっぱいになると気持ちが落ち着いて寝ることがあります。
睡眠不足や過疲労
夜ぐっすり眠るためには日中たくさん遊ばせたり、お昼寝を短くしようとする考えもありますが、睡眠不足や過労は赤ちゃんの成長を妨げ、疲労やイライラが夜泣きを引き起こす可能性があります。
赤ちゃん一人一人にある睡眠サイクルを知り、日中の過ごし方やお昼寝の時間などを考えましょう。
おむつの濡れや不快感
オムツが汚れている、厚着し過ぎている、体調が悪いなどの不快感で泣いていることも。
また、着ている服の着心地が悪かったり掛布団が重かったり嫌だったりして不快を感じていることもあるので、なるべく原因を見つけて不快感を取り除いてあげましょう。
安心感の不足
まだ何もわからない赤ちゃん、目をつぶることが怖く感じる子もいるようです。
大人も全く知らない場所で寝ろと言われても、なかなか寝るのは怖いですよね。大好きなママやパパの声を聞かせてあげたり、手を握ってあげるなどして安心させてあげましょう。
環境設定
室内の温度、部屋の明かり、騒音、匂い、寝具の硬さなどが赤ちゃんの睡眠を妨げる原因にもなります。
赤ちゃんは大人より体温が高めなので室内の温度を調整してみてください。また部屋の明かりを暗くして、眠くなる雰囲気を作りましょう。中には電気が暗いと怖さを感じる子もいるので赤ちゃんの様子を伺ってくださいね。
夜中の赤ちゃんへのNG行動
寝かしつけてるつもりが、逆に目を覚ましているなんてことも?!
夜中は避けた方がいい赤ちゃんへの対応をご紹介します。
- 急な明るい照明: 夜中に急な明るい照明を使うと、赤ちゃんの眠りが妨げられてしまいます。柔らかな夜灯を活用しましょう。
- 冷たい手でのケア: 冷たい手でおむつ交換や授乳を行うと、赤ちゃんが驚いてしまい目が覚めることも。また夜間のおむつ替えは必要最小限にし授乳前にしましょう。
- 過度な言葉がけやコミュニケーション: 夜中に過度な刺激を与えると、赤ちゃんが目を覚ましやすくなります。静かで穏やかな雰囲気を保つことが大切です。
- すぐに様子を見る: 夜中に赤ちゃんの泣き声が聞こえると、すぐに反応してしまいがちですが様子を見ているとまた寝ていくことも。寝言のような泣き方であればすぐにあやさなくても大丈夫です。
- 過剰な寝かしつけ: 赤ちゃんが自分で眠りにつく力を養うため、あまりにも依存的な寝かしつけは避けましょう。成長に合わせて程よい自立を促します。
おわりに
いかがでしたか?
様々なことに配慮をしても赤ちゃんの夜泣きすべてに対応できるものではありません。寝不足が続いたり、ストレスが溜まっている場合は無理せず家族や友人、専門家などに相談してみてくだいさいね。
夜泣きは赤ちゃんのコミュニケーションの一環でもあり、親子の絆を深める時間ともいわれます。赤ちゃんの成長を感じながら、穏やかな夜を迎えられることを願ってます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。